予備校通い

「電気工事士技能試験」に向けて教習ビデオにするか、講習会に参加するかを
迷いましたが、結局、講習会に参加することに。

今週から3週に渡って毎週土曜日(10時~16時)受講します。

本日の午前中は、講義。
電気工事士試験に出題される部品について学びます。

普段、目にする、スイッチやコンセント、天井に照明器具を取り付ける際の
部品の特徴など、素人のボクでもわかる丁寧な説明です。

続いて、複線図。いわゆる、配線図。これ、くせ者です。

簡単な回路ならばいいのですが、部品が多くなると、ワヤワヤてしまいます。

まずは、練習。スイッチ「イ」がランプを制御する回路です。

配線図

これを複線図にすると、こうなります。
マイナスは「白(W)」、プラスには「黒(B)」線を接続します。

複線図

続いて工具の説明。
ペンチとワイヤストリッパー。
ワイヤストリッパーは、ケーブルの外皮と芯線を剥くのに使用する工具。

ペンチとワイヤストリッパー

ウォータポンププライヤと圧着ペンチ。
ウォータポンププライヤは、ナットを締める道具。
圧着ペンチは配線をリング状の部品でまとめ圧着する工具。

ウォータポンププライヤと圧着ペンチ

折尺。ドライバ、電工ナイフ。
ケーブルの外皮を剥いたり、芯線を出したりするナイフです。

折尺、ドライバ、電工ナイフ

いよいよ、組み立て作業。
今回の問題はこれ。アウトレットボックスから、四方に片切スイッチ、
ランプレセプタクル、引掛シーリング、電源がそれぞれ100㎜で接続されています。
引掛シーリングは、スイッチで制御されてます。

今回の問題

複線図にすると、こうなります。

複線図

今回の材料は
・VVF1.6-2Cケーブル
・ランプレセプタクル
・連用枠
・アウトレットボックス
・ゴムブッシング
・片切スイッチ
・引掛シーリング
・リングスリーブ

今回の材料

まず、線材をワイヤストリッパーで250㎜×2本、300㎜、200㎜に
切り分け、片側を100㎜、外皮を剥き、15㎜芯線を出します。

続いて、反対側を50㎜×2本、100㎜×1本外皮を剥き、45㎜、30㎜、
15㎜の長さで芯線を出します。

ケーブルの切分と外皮剥き、芯線出し

ケーブルを機器に取り付けます。

ケーブルを機器に取り付け

ポイントは、ランプレセプタクルにケーブルを接続するところ。
ネジ留めのため、ケーブルの先端に『輪』を作ります。

まず、ペンチを使って、「クランク」を作ります。

クランクを作る

クランクの先端をペンチで切断。

クランクの先端をカット

ワイヤストリッパの先端を上手に使って、「輪」を作ります。

「輪」を作る

出来上がり。

まあまあの出来

アウトレットボックスの中で、リングスリーブを使い配線を接続してできあがり。

アウトレットボックスの中で結線

これを作るのに50分位を要してしまったが、練習を重ね上達すれば本番では
これよりも複雑な回路が、40分弱で組み立てることが出来るみたいです。

2次試験まで、あと1ヶ月努力あるのみ。

講習費
基礎講習:13,650円(4.5時間)
実践講習:27,300円(8.0時間)
工  具:12,600円
器  具: 4,200円
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合  計:57,750円也。

電気工事士試験は、お財布に厳しい試験ですぅ~。(T_T)